こんにちは、ひろパパです。
子どもの成長って本当に早いですよね。2歳になると、言葉は話せずともママやパパの言っていることを理解しています。
2歳児は、体の成長だけでなく言葉や記憶力、情緒など心も体も著しく発達すると言われています。
この記事では、2歳児の記憶力について詳しく解説します。
あわせて、おうちでできる記憶力向上法や幼児教育を始める時期についても紹介しますので、ぜひ参考にしてくださいね。
【関連記事】記憶力について
→1歳の記憶力はどのくらい?
→2歳の記憶力はどのくらい?
→3歳の記憶力はどのくらい?
→4歳の記憶力はどのくらい?
→5歳の記憶力はどのくらい?
この記事で伝えたいこと
- 2歳の記憶力はその後の発達にも影響する
- 子どもの興味や関心をひくような遊びや活動を取り入れることが大切
- 親とのコミュニケーションの重要性
- 遊びを通して学べる幼児教育がおすすめ
2歳児の記憶力はどのくらい?
2歳児の記憶力は、私たちが想像しているよりもずっと発達していることが海外の研究で分かっています。
2歳ごろになると人の顔の区別はもちろん、日常生活で毎日繰り返し行うこと(手を洗う・歯磨きをする)を理解するなど、短期記憶が急速に発達すると言われています。
短期記憶とは、一時的に情報を保持するための記憶の形態のことです。
2歳児の場合、まだ記憶の容量が限られているため、一般的に7つ前後の情報を保持できると言われています。
この頃の子どもは、短期記憶を使って言葉や経験を覚えているんですね。
こうした短期記憶での経験を通して、新しい情報を理解するための基盤を構築していきます。
大人になってから覚えている記憶は3〜4歳頃が平均みたいです。(参照)
短期記憶は、何度も同じ情報や活動に触れることで情報を定着させることができます。
「食事の時には椅子に座る」「洗面台では手を洗う」といったことは毎日繰り返し行いますよね。
食事が机の上に出されると自分から椅子に座ったり、洗面台に行けば手を洗おうとしたり…
2歳ごろになると、こうした行動が見られるようになるのは、日々繰り返し同じことを行うことで短期記憶が定着しているからと言えるでしょう。
2歳児の記憶力を高めるためにできること
2歳のころに身につけた記憶力は、言語の発達や認知能力の向上とも強く関連しています。
たくさんの情報を驚くほどのスピードで吸収する2歳の時期に、記憶力を育てることは将来の学習や社会的スキルの発達にも影響を与える可能性があります。
すぐに実践できる、2歳の時期にできる記憶力を高めるためにできることは、次の通りです。
記憶力を高めるためにできること
- 日常的なルーティーンを作り、繰り返し実践する
- 子どもの興味や関心のある遊びや活動を見つける
- 絵本の読み聞かせをする
- 親子でのコミュニケーションを増やす
それぞれ詳しく見ていきましょう。
日常的なルーティーンを作り、繰り返し実践する
この時期の子どもは、同じ行動を繰り返し行うことによって記憶力が強化されます。
例えば、「食事の際にママやパパがお食事エプロンを付けてあげたあと、食事をするテーブルに行き、自分の椅子に座る」といったことをルーティーン化することで、子どもは次第に「ごはんを食べるよ」といった声掛けだけで、自ら椅子に座るようになるのです。
また、日常的なルーティーンを繰り返し実践することで、次第にそのルーティーンの前後に行う行動の予測も立てられるようになります。
例えば、エプロンを付けてもらう前に手洗いをしていれば、手洗いをした段階で「ごはんを食べるのかな?」と予測できるようになるのです。
ルーティーンを決めて実践することは、記憶力を高めるだけでなく、環境を予測することができるため子どもの安心感にも繋がります。
子どもの興味や関心のある遊びや活動を見つける
2歳児は自分でできることも少しずつ増え、「やってみたい!」という意欲が高まる時期です。
大人も興味や関心が人それぞれ異なるように、体を動かす遊びが好きな子、手先を使った遊びが好きな子、絵本を読むのが好きな子、と興味や関心もそれぞれ。
身体を使った遊びや工作活動など、さまざまな経験をさせることも大切ですが、そのなかでも特に我が子の興味や関心が高いものを見つけてみてください。
子どもの興味や関心、発達段階に合わせて、ママやパパが柔軟に合わせてあげることが記憶力を高めることにも繋がります。
絵本の読み聞かせをする
乳幼児期に絵本の読み聞かせをすることは、たくさんの良い効果があると言われています。
言葉のリズムや音、語彙が豊富な絵本を読み聞かせることで、子どもたちは言語を理解し、発話する能力を高めます。
さらに、絵本の物語やキャラクターを通して、想像力や創造性を育てる効果も期待できるだけでなく、「嬉しい」「楽しい」「悲しい」「さみしい」といったさまざまな感情を理解し、感情表現の方法を学ぶことができます。
子どもが気に入った絵本を何度も読んでいると、絵本のセリフを覚えて言うようになる子も。
たくさんの絵本を読み聞かせることで、その子の好みや興味があるものを見つけるきっかけにもなりますよ。
親子でのコミュニケーションを増やす
親子間のコミュニケーションは、信頼感をはぐくむためには必要不可欠です。
安心できる環境でママやパパからの愛情をたっぷりと感じることは、子どもたちの記憶力の発達を支えることに繋がります。
可能な限りたくさん触れ合い、一緒に遊ぶようにすると、記憶力を高めるだけでなく、子どものちょっとした変化にもすぐに気付けるようになりますよ。
幼児教育はいつから始めるのがいいの?
幼児教育は、一般的に「早ければ早いほど良い」とされていますが、それにはいくつかの理由があります。
幼児教育をおすすめする理由
- 脳は幼少期に学ぶことで吸収される
- 幼児教育を始める時期が早いほど、学ぶことが好きになる可能性が高くなる
- テストの点数の向上、卒業率の上昇、大学進学の可能性の向上など、子どもの将来の成功にさまざまなプラスの影響を与える
幼児教育を早く始めることで、学ぶことを好きになる可能性が高いということも言われています。
また、テストの点数の向上、卒業率の上昇、大学進学の可能性など、子どもの将来の成功にさまざまなプラスの影響を与えることが、研究によってわかってきています。
楽しみながら学ぶ幼児教育は「学び」を好きになれるチャンスかもしれません。
幼稚園や保育園も幼児教育ですし、通信教材や教室も幼児教育になります。
どの幼児教育を選んでも、大切なのは少しでも早く始めることですよ。
早く始めれば始めるほど、子どもの記憶力の発達を助けることができます。
幼児期までに身につけて欲しいこと
以下の画像は、文部科学省が令和元年にまとめた「幼児教育の現状について」です。
教員や保育士不足が懸念されている今の現状では、幼稚園や保育園の活動の中でこれらの能力を十分に育むことは限界があると言われています。
そのため、各家庭でのママやパパの幼児教育に対しての行動が必要と言われているんですね。
ひろパパ家では、水泳、英語、かず、こくご、知能の幼児教育をさせています。
家でも「こどもちゃれんじ」や「月刊ポピー」を使ったりして楽しく飽きないように子どもと学ぶ環境を整えていますよ。
こどもちゃれんじについては、こちらの記事で実際に使用した方のリアルな口コミなどをご紹介しています。
「こどもちゃれんじの本音!評判から見えるメリット・デメリットとは?」
ぜひ本記事と合わせてご覧ください。
2歳は記憶力を高めるための重要な時期
2歳児の記憶力は、私たちが想像するよりもずっと発達しています。
子どもの記憶力の発達を助けるためには、ご紹介した記憶力を高める方法を実践するほか、できるだけ早くから幼児教育を始めることが大切です。
「いろいろな可能性を広げてあげたい」と思うママやパパも多いですよね。
私は子どもの未来のためにできることを全力で応援したい。そんなパパになりたいのです。
ぜひこの記事を見ているママやパパにも、この機会に幼児教育に力を入れてもらえたら嬉しいです。